トラブル多発!離檀するときの注意点

お寺に離檀の話をするのは気が引けるという方も多いのではないでしょうか?

しかし、墓じまいをするのに避けて通れないのが「離檀」なのです。

今までお世話になった経緯があったり、逆に普段からお寺とコミュニケーションが取れていないケースもあったりと、離檀時にトラブルになってしまうというケースも少なくありません。

ひどい場合には、高額な離檀料の請求であったり、場合によっては離檀をさせてくれないという場合もありますので、檀家としても離檀料について最低限の知識をつけておくことが必要となってきます。

そんなトラブルを回避するために事前に知っておくべきことがありますので、実際に発生している事例も交えながら、離檀時の注意点と対処方法について紹介していきます。

トラブルを回避するためには事前にある程度の知識を持っておくことが大切となりますので、これから離檀をする方は特に理解を深めておきましょう。

お寺との関係を解消すること?離檀とは何かを解説します。

離檀とは簡単に言うと「檀家を辞める」ことを指します。

これまで寄付やお布施をしてくれていた檀家が1件なくなってしまうという部分から、離檀を好意的に思わないお寺もあります。

お寺が管理している敷地内にお墓を撤去して、お寺との付き合いをやめることを意味します。そのため、今までお世話になってきたお寺との関係性や長年お墓参りをしてきた方にとっては後ろめたさがあったり、お寺に離檀したいと言いにくいことでもあります。

普段からお寺とコミュニケーションが円滑である場合、逆にほとんど会話すらない場合であっても離檀の話は言い出しにくくナイーブな問題です。

ただし、これまでのお寺との関係性によって対応が変わってくる部分で、離檀時もスムーズに進むというケースも存在しています。

離檀する際にトラブルが発生するケースは存在しますが、必ずしもトラブルになるわけではなく、お寺との関係性はそれぞれ1件1件ケースが異なります。

インターネット上の情報では「離檀=トラブル」のような見方をされるケースもありますが、お寺との関係次第では、スムーズに離檀できるケースも多数あるのです。

離檀料は支払う必要がある?離檀をする際の注意点を解説。

墓じまいに際してスムーズに離檀をしたいところではありますが、ケースによっては離檀時にお寺とトラブルになってしまうことも少なくありません。

お寺側でもお墓を管理してきたという気持ちがありますので、トラブルを回避するためにも、離檀する理由や今までお世話になったという気持ちは素直に伝えると良いでしょう。

また、離檀時に発生する離檀料は法律的に支払いの義務はありませんが、お布施という意味合いから一般的に支払いをおこなうケースがほとんどであるということは知っておきましょう。

一般的な離檀料としては3~20万円程度が相場になっていますので、これを目安にお支払いをすると良いです。

ただし、お寺によっては数百万円を請求するというケースも残念ながらあるようです。先祖代々お世話になったお寺で親族と約束していた等、今の時点で確認ができないといったケースも存在します。

そのような場合には個人的な交渉をしても解決しないケースがほとんどですので、できれば墓じまいの業者に離檀料の支払いについてもサポートをしてもらうことが賢明な判断です。

離檀をする際に発生するトラブル事例1

お寺に離檀を伝えた際に数百万円に及ぶような離檀料を請求されたケースです。

もちろんほとんどのお寺ではこのようなことはありませんが、お寺とのトラブルに発展してしまい、本来請求される必要のないものを請求されるというのも残念ながら実際に発生しています。

お寺としてもこれまで檀家から寄付金やお布施を貰って経営していたものが、将来的に1つの収入が消えるものになるので、特に経営難なお寺では焦って高額な離檀料を請求してしまうというものです。

少子高齢化によって墓じまいをする檀家が増えたことによって、比例するようにお寺の収入が減ってくることによって、今後もトラブルが増えることが想定されています。

離檀料は法律的にも支払いの義務がなく、支払う場合でも料金に決まりがないということから、ある意味お寺の言い値となってしまっているケースも存在しています。

ただでさえ言い出しにくい離檀の話の中で、明確な決まりのない離檀料の話になってくるとややこしいのです。

トラブルを回避するためには、初めからお寺と直接交渉するのではなく、墓じまいの業者と事前に相談をして進めていくことも大切になってきます。

 

離檀をする際に発生するトラブル事例2

離檀する際に問題となりやすいのが、お墓の撤去についてです。

お墓の土地に関してはお墓を利用するための権利を買っているだけで、土地自体を購入しているわけではありません。最終的にお墓を解体、撤去して土地を更地にして返還します。

その際には石材店に頼みお墓の撤去を行う際に、お寺が提携している石材店でなければ工事を受け付けてくれないというケースがあります。

自身で依頼をしようとしていた石材店ではない場合、指定の石材店に切り替える際に想定していた料金よりも数倍も高い料金になってしまうという場合もあります。

お寺としても日ごろから利用している石材店を使いスムーズに作業をしたいという意図がありますが、実際にお墓の撤去費用を払う檀家としては、ただただ料金が高くなってしまい納得できないという方もいらっしゃいます。

できればお寺に離檀の相談をする際に、お墓の撤去についても相談しておきトラブルを回避したいところですが、普段からお寺とコミュニケーションが取れていない場合には認識に違いが出ないように注意が必要です。

お墓の撤去のトラブルを回避するためには、お寺、檀家、墓じまいの業者が同じ認識を持っておくということが必要となってきます。

 

離檀をする際にトラブルを避けるための対処方法を解説

トラブル回避のためにまず必要なのが、これまでお世話になったお寺へ相談することです。

いきなり離檀する、墓じまいをすると一方的に話を進めることは本来発生しないトラブルを誘発してしまう恐れがあるため、まずは話し合いの場を設けてもらうことから始めます。

話し合いの場では、「普段からお世話になっている感謝」、「普段顔を出せていない謝罪」、「墓じまいをすることになった経緯」を正直に話すことが大切です。

墓じまいに際して、お寺側としてはお墓が1件空くとなると様々な手続きが発生しますし、収入面でもマイナスになりますので、できれば離檀してほしくないという気持ちがあるためです。

また、何年もお寺に行けておらず今の時点で訪ねることが難しい場合、お寺へ手紙を書いて相談することも可能です。できれば直接対面で話をすることがベストですが、手紙を書く場合でも、対面で伝えたかったことを丁寧に手紙に書くようにしましょう。

お寺側から墓じまい、離檀について了承の返事が来た段階で墓じまいの業者へ依頼をして実際の墓じまいの作業を進めていくことで不要なトラブルを回避できます。

一番やってはいけないのがお寺側に何も話をせずに進めてしまうことですので、できるだけ余裕を持ったスケジュールで早めに相談しておくことが良いでしょう。

 

離檀時に墓じまいの業者を利用するメリットとは?

墓じまいには、「骨の移転先を探す」→「お墓を撤去してくれる業者を探す」→「改葬手続きをする」→「お寺や霊園への支払い」→「遺骨の移送」→「お墓の撤去」という工程があり、自分ひとりですべてをおこなうことは不可能です。

親族間での話し合い、お寺との話し合い、行政への書類提出、お寺の扱い時の業者との接触など、時間とお金がかかってくることを理解しておく必要があります。

そのうえで一般的な墓じまいの方法としては、墓じまいの業者へ依頼するというパターンが非常に多くなっています。

墓じまいをスムーズに完了できるかどうかは、これまでにお世話になったお寺との関係性であったり、離檀の相談の仕方などが重要となりますので、墓じまいのプロに任せるのが賢明な判断です。

「わたしたちの墓じまい」では、墓じまいに関するすべての手続きを任せることができ、これまでのお寺との関係を考慮して、1件1件丁寧に相談に乗ったうえで作業を開始していくことができます。

お金と労力のかかる墓じまいでトラブルを抱えてしまうと、かえって精神的な負担も増えてしまいますので、あらかじめ1から墓じまいの業者へ相談しておくのがベストです。

まとめ

離檀時の注意について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

離檀に際して発生するトラブルの多くは「お金」に関することとなってきます。

特に離檀料については法律的な取り決めもなく、お寺とのトラブルになりやすい部分でもありますので、一般的な離檀料としては1~3万円、多い場合でも20万円程度が相場ということを知っておくことが重要です。中には数百万円を請求されるケースもありますが、これは離檀料としては法外ですので、素直に支払いをしてしまわないように注意しましょう。

また、離檀時のお寺との話し合いの場では、「普段からお世話になっている感謝」、「普段顔を出せていない謝罪」、「墓じまいをすることになった経緯」を正直に話すことが大切です。

先祖代々これまでお世話になってきたお寺との関係性によって、相談の方法や離檀料も変わってくるので、ケースに合わせて、墓じまいの業者と相談をしながら、トラブル回避をしていくというのが良いでしょう。

ただ、墓じまいは時間とお金のかかるものなので、一人で悩まずにまずは墓じまいの業者へ相談してベストな進め方を決めてから、お寺に離檀の相談をするというのがベストです。

 

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